農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

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行政

累計で67事業者に みどり法基盤確立事業計画ネポンなど3社追加

2024/04/30

農水省は4月19日、みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画について、新たに3事業者の計画を認定した。 今回認定を受けたのは、ネポン、ナイルワークス、別海バイオガス発電の3社。このうち、ナイルワークスが活用する支援措置はみどり投資促進税制の対象機械の追加となっている。 なお、今回の認定で累計は67事業者の事業計画が認定されている。 今回の認定のうち、ネポンは、施設園芸において温度管理を最...

累計で67事業者に みどり法基盤確立事業計画ネポンなど3社追加

衆院農林水産委員会 スマ農新法議論開始 活用しやすい環境整備を

2024/04/30

食料・農業・農村基本法が通過した衆議院の農林水産委員会では、4月25日、引き続き、「食料供給困難事態対策法案」「食料の安定供給のための農地の確保及びその有効な利用を図るための農業振興地域の整備に関する法律等の一部を改正する法律案」「農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律案」の3法案について、審議がスタートした。 自民党の細田健一議員は、法案のKPIを確認。武村展英副大臣...

衆院農林水産委員会 スマ農新法議論開始 活用しやすい環境整備を

基本法が衆院通過 「多収」明記し修正 附帯決議に有機等盛り込む

2024/04/30

4月26日、衆議院本会議で食料・農業・農村基本法が通過した。通過にあたっては、自民党無所属の会と日本維新の会の共同提案のほか、国民民主党・無所属クラブ、日本共産党、立憲民主党・無所属及び有志の会が修正案を提出。自民党らの修正案が可決された。 修正案では、基本法改正案について「おおむね妥当」としつつ、「先端的な技術等を活用した農業の生産性の向上に資する施策について、その対象として多収化に資する新品種...

基本法が衆院通過 「多収」明記し修正 附帯決議に有機等盛り込む

露地野菜可変施肥等 新規10課題を採択  戦略的スマート農業技術開発改良

2024/04/23

生研支援センターはこのほど令和5年度補正予算「戦略的スマート農業技術の開発・改良」について、新規採択課題10課題を決めた。 生研支援センターでは、スマート農業技術の開発が必ずしも十分でない品目や分野において、解決すべき技術課題の技術開発や改良を支援する「戦略的スマート農業技術の開発・改良」の公募を実施。21課題の応募があり、審査の結果10課題の新規採択を決めた。 新規採択された課題は次の通り。課題...

露地野菜可変施肥等 新規10課題を採択  戦略的スマート農業技術開発改良

「JA農業機械大展示会」 7月5~6日静岡・吉田町の吉田公園で

2024/04/23

静岡県下農業協同組合・静岡県経済農業共同組合連合会主催の「JA農業機械大展示会」が7月5日㈮・6日㈯の2日間、静岡県榛原郡吉田町の吉田公園西側特設会場で開催される。 今回は、20社が出展(予定)。会場にはトラ・コン・田はもちろんのこと、ラジコン草刈機や各種茶関連機械など、静岡農業の発展に貢献する多種多様な機械・資材が展示。「もっと楽に」「もっと快適に」「もっと能率よく」作業できる様々な資機材等の提...

基本法審議首相答弁 予算措置 全力で デジタル化など後押し

2024/04/23

衆議院農林水産委員会における食料・農業・農村基本法の審議が山場を迎え、17日には岸田首相が出席しての質疑が行われた。 宮下一郎議員は食料安全保障の確保に向け実効性のある施策に着手するべく、複数年で抜本的な予算の確保が必要だとして岸田首相の見解を問うた。岸田首相は「スピード感を持って基本法に定める施策を進めていかなければならない。そのための予算は適切に措置する。政府としても全力で取り組む」とした。 ...

基本法審議首相答弁 予算措置 全力で デジタル化など後押し

法人協会 売上高増収に繋がる 持続可能な取組の実践で

2024/04/23

日本農業法人協会(齋藤一志会長)は16日、農林水産政策研究所の吉田真悟研究員と共同実施した「2022年農業法人実態調査レポート」を公表。農業法人による環境や社会の持続可能性に関わる取組(持続可能な取組)の実態の客観的データによる可視化を初めて行った(配布2068法人、有効回答1412法人)。特に持続可能な取組に積極的な農業法人を「トップランナー」とし、分析・解説した。 レポートでは、「経営理念」や...

法人協会 売上高増収に繋がる 持続可能な取組の実践で

坂本農相、出来るだけ多く田植を 能登半島地震

2024/04/23

坂本農相=写真=は、4月13日、石川県を訪れ、白米千枚田をはじめとする被災地を視察したほか、現地の農業者などと意見交換を実施した。 16日の定例会見で視察の成果を問われた坂本農相は「現場を視察した際、仮設ポンプが非常に効力を発揮していた。今後、営農再開に向けて、引き続き、仮設ポンプなども活用しながら、早急に農地や水路などの応急復旧を図るとともに、育苗の調整等の支援を加速し、今春、できるだけ多くの農...

坂本農相、出来るだけ多く田植を 能登半島地震

業界動向

諸岡 2つの展示会に出展 最新キャリア、破砕機展示

2024/04/30

NEW環境展で展示するMRC―3000 諸岡=諸岡昇代表取締役社長、茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町358=は、5月22日~24日に開催する「2024NEW環境展(東京ビッグサイト)」「第6回建設・測量生産性向上展(CSPI―EXPO/幕張メッセ)」に出展。主力製品の最新機種の展示実演を行う。同社は電子制御化などのモデルチェンジを進めており、進化した実機を直接見る絶好の機会だ。 【2024NEW環境展】...

諸岡 2つの展示会に出展 最新キャリア、破砕機展示

〝チャレンジ〟掲げ新生諸岡始動 35年ぶり社長交代 海外、国内林業部門強化へ

2024/04/23

諸岡=茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町358=は35年ぶりに社長が交代。4月1日付けで諸岡正美前代表取締役が代表取締役会長、諸岡昇前取締役副社長が代表取締役社長に就任し、4月16日にメディアを招いて就任記者会見を開催した。3代目の諸岡新社長は何事にも〝チャレンジ〟を掲げ、国内・海外への展望やモノづくりに対する意気込みを語った。また、同日付けで新体制となった役員も紹介。若返りを果たし、より能動的な集団を目...

〝チャレンジ〟掲げ新生諸岡始動 35年ぶり社長交代 海外、国内林業部門強化へ

アイデック 安全講習会で講演 安全な草刈りをサポート

2024/04/23

アイデック=伊東潤弥社長、兵庫県加西市栗田182=は、4月5日、刈払機アタッチメント『スーパーカルマPRO』を本格導入している三木造園土木(千葉県君津市)が主催する安全講習会に講師として参加した。同講習会では「安全就業の為の基礎知識の向上」と、「カルマーのメンテナンスに関する技能向上」について、2時間半の講義が行われた。 三木造園土木は年間約300件の除草作業があり、現場の飛び石対策として2017...

アイデック 安全講習会で講演 安全な草刈りをサポート

ビコンジャパン GPS連動型スマート農機 畑作「三種の神器」 機能拡張しより使いやすく

2024/04/23

iXterシリーズ GPS連動型スマート農機は、コスト削減や作業効率の向上、人手不足の解消、そして環境への配慮という面で、今日ますます求められている。その中でビコンジャパン=古田森社長、北海道千歳市上長都1121―2=が提供し、北海道で広く導入されているビコン社製のGPS連動型スマート農業作業機「三種の神器」が、機能拡張して更に使い勝手が向上した。【ビコン直装スプレーヤiXterシリーズ】 GPS...

ビコンジャパン GPS連動型スマート農機 畑作「三種の神器」 機能拡張しより使いやすく

サタケに知財功労賞 商標を活用した戦略評価

2024/04/23

松本社長(右)と上月経済産業副大臣 令和6年度知財功労賞表彰式(主催:経済産業省・特許庁)が4月18日、東京都港区の赤坂インターシティコンファレンスで行われ、業界からはサタケ(松本和久社長)が知財活用企業(商標)の経済産業大臣表彰を受賞した。 同社が受賞した賞は、知的財産権制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等を表彰するもの。 サタケは、コーポレートブランド、事業ブランド、商品ブラ...

サタケに知財功労賞 商標を活用した戦略評価

タイショー 畝立同時高速施肥機 うね内2段局所施肥のGRANVISTA

2024/04/16

タイショー=茨城県水戸市元吉田町=が農研機構の緊プロ事業(2014年~2016年)で上田農機=長野県東御市滋野乙=と共に開発した畝立同時施肥機「GRANVISTA」の実証結果が今年2月、都内で開催された全国農業システム化研究会で佐賀県農業試験研究センターから報告された(ブロッコリで昨年9月実施、別掲)。元肥、追肥2回を1工程で行うことにより作業時間を削減、かつ化学肥料を削減しながらも増収、高品質を...

タイショー 畝立同時高速施肥機 うね内2段局所施肥のGRANVISTA

フジイ 油圧駆動の4WD 果樹園向け新型乗用草刈機

2024/04/16

フジイコーポレーション=藤井大介社長、新潟県燕市小池285=の新型4WD乗用草刈機が関心を集めている。〝軟弱地や傾斜地の果樹園、緑地管理〟を主な用途に開発。油圧駆動式にしたことで同社2WDモデルと同等の低い車高に下げられるため、安定した走行を実現。「傾斜地でも快適に作業できるこんな草刈機が欲しかった」と評判も上々だ。 果樹園は傾斜のある場所に立地することも珍しくないため、強い足回りが求められつつ、...

フジイ 油圧駆動の4WD 果樹園向け新型乗用草刈機

ブルモアーRC発売 パワフルラジコン草刈機

2024/04/16

オーレック=今村健二社長、福岡県八女郡=は、4月から「ブルモアーRC(RCH800)」を発売した(本年は台数限定)。ハンマーナイフ構造と高出力エンジンを採用したラジコン草刈機で高効率な作業を実現。遠隔操作により、作業者は安全な場所から休耕田や耕作放棄地の草刈り作業が可能。またダウンカットを採用し石飛などの飛散軽減も期待できる。 近年、少子高齢化の中、農村部での人口減少が進展し、管理の行き届かない休...

ブルモアーRC発売 パワフルラジコン草刈機

特集

【イチゴの品質・収量の向上特集】 複合的環境制御で 次世代型生産技術を開発

2024/03/19

目次 イチゴは世界各国で食べられているが、生食での消費量はわが国が最も多いと言われている。品種も約300種と多く、個性的な新品種も続々と誕生。国産イチゴは海外でも人気が高く、輸出も増加傾向にある。一方で、生産現場では、担い手の高齢化や後継者不足などにより、作付面積や生産量の減少が課題。また、近年の原油価格高騰により、施設栽培における生産コストの上昇も問題となっている。このようななか、省力的に品質や...

【イチゴの品質・収量の向上特集】 複合的環境制御で 次世代型生産技術を開発

【林業特集】イノベーションで林業の現場を変える 

2024/02/27

森ハブPFを開設 新技術の現場導入を加速 林野庁と林業機械化協会は2月8・9日の2日間、東京都江東区の木材会館で「令和5年度林業イノベーション現場実装シンポジウム」を開催した(本紙一部既報)。両日共に用意した席が満席になるなど盛況だった。同庁では、「林業イノベーション現場実装プログラム」を着実に進めるため、令和3年に「林業イノベーションハブセンター(森ハブ)」を設置。シンポジウムの初日では、令和5...

【林業特集】イノベーションで林業の現場を変える 

【鳥獣被害特集】鳥獣被害から生活を守る 地域一体で効果的対策

2024/02/27

わが国の鳥獣被害は、農作物に限ってみても約156億円。経年で見ると、平成22年239億円あったものと比べると3割以上減少している。これは、様々な優れた対策資材の登場や地域一丸となった取組の広がりが大きな要因だ。しかし、156億円という被害は決して少なくない。加えて、被害による心理的な影響なども勘案すると、対策の強化は喫緊の課題だ。前述の通り優れた対策資材はある程度揃っている。これをいかに上手に活用...

【鳥獣被害特集】鳥獣被害から生活を守る 地域一体で効果的対策

農薬・肥料

日本甜菜製糖 ゲインウォーター 土に撒けば保水力等向上

2024/04/16

近年の記録的な猛暑は、ほ場における水分不足をもたらし、移植直後の作物の生育にとって厳しいものになっている。そのような中、特にレタス、キャベツ、白菜、ブロッコリー等全国の野菜作農家から高い評価を得ている資材がある。日本甜菜製糖・紙筒事業部=東京都港区三田3―12―14=の液状保水剤「ゲインウォーター」だ。 アクリル重合技術を駆使した液状の高分子保水材で、土に撒くと速やかに浸透し、土壌の保水力・保肥力...

日本甜菜製糖 ゲインウォーター 土に撒けば保水力等向上

省力的な雑草管理へ カネショウファームおおぎす

2024/04/09

アグロカネショウ(櫛引博敬社長)は3月27~29日、「日本雑草学会第63回宇都宮大会」に参加した。そこで、那須烏山市や宇都宮大学と産官学連携で取り組んでいる里山保全事業の一環として「カネショウファームおおぎす」というプロジェクトを紹介した。このプロジェクトでは、安全性の高い除草剤「カソロン」などを使い、大木須地区の効率的な雑草管理や景観整備に取り組んでいる。会場では、写真や動画でプロジェクトの活動...

省力的な雑草管理へ カネショウファームおおぎす

シンジェンタJ 果樹・野菜殺虫剤 ミネクトエクストラSC上市

2024/04/09

シンジェンタジャパン(小林久哉社長、東京都中央区)は、2023年2月22日に農薬登録を取得した新規果樹・畑作用殺虫剤「ミネクトエクストラSC」の販売を4月17日から開始する。 ミネクトエクストラSCは、ジアミド系殺虫成分シアントラニリプロール(IRACグループ:28)と、IGR系殺虫成分ルフェヌロン(IRACグループ:15)を組み合わせた果樹・畑作用殺虫剤。 作用機作が異なる2つの有効成分を組み合...

シンジェンタJ 果樹・野菜殺虫剤 ミネクトエクストラSC上市

林業

目指すは林業のプロ 京都森林組合の鶴野雄太さん 目指せ林業プロ 我が社のホープ

2024/04/30

福岡県の北東部に位置するみやこ町を中心とした地域の森林管理や森林環境保全に努めている京都(みやこ)森林組合=田中稔代表理事組合長、福岡県京都郡みやこ町犀川本庄577―1=では10年ほど前から直営班を編成して素材生産に注力している。鶴野雄太さん(31歳)はその草創期から現場作業員として汗を流す一人。今は2年前に加わった同じ高校出身の中山晃成さん(19歳)に手ほどきをしながら、林業スキルを高めている。...

目指すは林業のプロ 京都森林組合の鶴野雄太さん 目指せ林業プロ 我が社のホープ

主伐面積は1万835‌ha 機械器具取扱高11億円 4年度森林 組合一斉調査

2024/04/30

農水省は4月24日、令和4年度森林組合一斉調査の結果をまとめた。 森林組合の数は前年度比3組合(0・5%)減の607組合、生産森林組合は同56組合(2・1%)減の2571組合だった。森林組合の組合員所有森林面積は、同0・1%減の1047万‌ha。森林組合の組合員は同0・7%減の146万5762人となった。 経営状況について、事業利益を計上している組合は同1・1%減の527組合、事業利益の総額は同7...

主伐面積は1万835‌ha 機械器具取扱高11億円 4年度森林 組合一斉調査

持続可能な森林管理へ 農林中金が7案件の助成決める 

2024/04/23

農林中央金庫(農林中金)は、このほど「公益信託農林中金森林再生基金」(通称:農中森力(もりぢから)基金)の第10回助成案件を決めた。今回の助成では15件の応募から7案件、合計1億6400万円の助成が決まった。助成対象と事業名は次の通り。 ▽苫小牧広域森林組合(北海道)=ICTを活用した被災森林復興~スマート林業Atsumaモデルの構築~▽遠野地方森林組合(岩手)=松くい虫被害地の森林機能の再生―「...

持続可能な森林管理へ 農林中金が7案件の助成決める 

統計

0.6%減の430万haに 全国の令和5年耕地面積 

2023/11/07

耕地面積は前年に比べ2万8000ha減少 前年比2万8000ha(0・6%)減の429万7000ha 農水省は10月31日、令和5年耕地面積(7月15日現在)を公表した。 それによると、全国の耕地面積(田畑計)は前年比2万8000ha(0・6%)減の429万7000ha。これは、荒廃農地からの再生等による増加があったものの、耕地の荒廃、転用等による減少があったため。 全国農業地域別にみると、前年に...

令和5年果樹・茶栽培面積りんごは3.6万ha

2023/10/31

一部地域・品目で増加 農水省は20日、令和5年果樹及び茶栽培面積(7月15日現在)を公表。 果樹のうち、みかんは対前年比800ha(2%)減の3万7300ha、りんごは同400ha(1%)減の3万5900ha、その他かんきつ類は同400ha(2%)減の2万3600ha。かきが同400ha(2%)減の1万7900ha、ぶどうは同100ha(1%)減の1万7600ha、くりが同600ha(4%)減の1...

令和5年果樹・茶栽培面積りんごは3.6万ha

1等比率は68・9%に  農産物検査千葉は93%、茨城77% 8月31日現在

2023/10/03

農水省は9月29日、令和5年産米の農産物検査結果(8月31日現在、速報値)を明らかにした。 検査数量は、水稲うるち玄米で24万6300t、水稲もち玄米は9600t、醸造用玄米は2400tなどとなっている。 また、1等比率は68・9%で前年同時期より0・9ポイント上昇した。なお、前々年産(令和3年産)は76・1%で7・2ポイント下回っている。2等比率は同0・5ポイント下回る27・1%、3等は同0・3...

令和4年産 畑作物10aあたり生産費 ばれいしょは10万円

2023/09/22

目次 原料用ばれいしょは前年産比3・2%増の10万3563円 原料用かんしょは同0・2%減の15万6370円 そばは、同3・7%増の3万7508円 てんさいは、全算入生産費が同5%増の11万3650円 さとうきびは同3・4%減の14万3965円。 原料用ばれいしょは前年産比3・2%増の10万3563円 農水省はこのほど、農業経営統計調査のうち、令和4年産原料用ばれいしょ、原料用かんしょ、そば、てん...

令和4年産 畑作物10aあたり生産費 ばれいしょは10万円

トピックス

技術光る果樹経営者たち こまめな温度管理で 生育差小さく作業効率も向上

2024/04/23

果樹作の生産技術や経営方式等において、他の模範となる先進的な農業者や生産団体等を表彰する「全国果樹技術・経営コンクール」(本紙一部既報)。本紙では回を分け、令和5年度(第25回)の受賞者の取組を紹介する。【農産局長賞=高山知己・育子氏(大阪府太子町)】高山知己氏は、会社勤務を経て平成11年に父の農業を手伝うために就農。現在太子町内の5カ所に点在する計105aのぶどう園を夫婦と長男の3人で営んでいる...

技術光る果樹経営者たち こまめな温度管理で 生育差小さく作業効率も向上

「見える」と「見えない」で大岡裁き サタケニュースレター

2024/04/23

コメに混入している異物や着色粒などを選別除去する装置が光選別機です。当社は選別する材料や用途に応じて多種多様な機種を揃えています。ところで、当社も以前は色彩選別機と呼んでいました。 着色粒を選別するには「可視光(目に見える光)≒色」の利用で良かったのですが、現在ではさまざまな原料に対応するため「不可視光(目に見えない光)」を用いることも多くなりました。具体的には近赤外線(NIR)を使うのですが、い...

「見える」と「見えない」で大岡裁き サタケニュースレター

ネポン ちょこっとリモコン どこでもカオンキを操作

2024/02/20

ネポン=福田晴久社長、東京都渋谷区渋谷1―4―2=は、1月31日、施設園芸用温風暖房機の新型ハウスカオンキHK30型シリーズ専用アプリケーション「ちょこっとリモコン」を正式にAppStoreならびにGoogle Playストアでリリースした。対応機種はiPhoneがiOS16、17搭載端末で、Android端末が13、14搭載端末となる。 ハウスカオンキと連携するとスマホから状況を確認できる 「ち...

ネポン ちょこっとリモコン どこでもカオンキを操作

春の水稲作業を楽にする タイガーカワシマの新型「苗箱洗浄機」など

2024/02/13

タイガーカワシマ=川島廣大社長、群馬県邑楽郡板倉町大字籾谷2876=は、〝売れるコメ作り〟に役立つ便利な製品をラインアップしている。春作業に関しては脱芒機を皮切りに温湯処理機・催芽機・苗箱洗浄機などを販売。苗箱洗浄機や種籾脱水機では更に能率アップを遂げた新商品が登場した。今回はそうした春の水稲作業製品のポイントを紹介する。 【グレイダー付脱芒機「だつぼー君」】 1回通しで抜群の脱芒力と選別力を発揮...

春の水稲作業を楽にする タイガーカワシマの新型「苗箱洗浄機」など










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